新しく仕事に就いた先では、25年以上働く同じ部署の先輩と働くことになりました。
彼女は、自分が上に立ち他の社員に指示する立場になれる業務やプロジェクトに関しては、熱心かつ楽しそうに仕事に取り組んでいます。
私は、どんな仕事にも全力で取り組む心意気で勤めており、いくつか新しいアイデアや意見を彼女まで持っていきましたが、ことごとく反対されました。
ある日、ただのおしゃべりとして彼女に最近の業務はどうかと聞いてみたところ、
「あなたがこの会社に来てから、胃のむかつきが止まらない」
と言われてしまいました。
彼女いわく、私が業務時間中に何をしているのか、どのように過ごしているのか理解ができないそうです。
私の働き方、熱心さが恐怖だという先輩
私の入社を会社全体としても祝いたいけれども、今の私の在り方が原因でそういう気になれないらしいのです。
また、私が熱心に働くあまり、彼女もこれまでにないくらい力を入れて働かねばならず、それが恐怖心さえ生み出すとも言います。
そうは言ってもこの会社は一般的な企業で、午前9時~午後4時までは会社にいることが規則となっています。
この就業時間に対し、彼女は日課であるトレーニング時間を午後2時~4時に設定しており、仕事時間として成り立っていません。
ついに差別主義者とまで呼ばれる私
そんな不満が溜まっていたからか、彼女はなんと人事にまで私のことを報告に上げていました。
その内容は、60歳以上である彼女に対する差別だと主張するものでした。
さらに、彼女のスケジュール上では午後4時以降も完全にブロックされ、仕事の予定が入れられないようにまでなりました。
私は移民としてアメリカに渡り、家族を養うために一生懸命働いているだけで、差別的な意識を持ったことは一度もありません。
これまでの人生でも、誰もが会社の一員として認められる環境で仕事をしてきましたし、誰もが挑戦するチャンスを持つべきだと私自身も思っています。
今回は、会社の誰にも相談はできないものの、この問題こそが私のチャレンジだと思って状況を乗り越えていくつもりです。
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