中学生時代に「親友」を名乗るいじめっ子とつるんでいました。
私は、学生時代にひどくいじめられて、当時は家庭環境も悪かったため、悪夢のような日々を過ごしていました。
そのいじめっ子集団の中に、その時々で身の振り方を変える「親友」がいました。
彼女は、とても友達とは言い難い虐待的な関係だったように思います。
彼女はいわゆる、自分が誰よりも優れていると思うタイプでした。
そこらの大人よりもなんでも知っているかのような、皆さんもご存じの生意気な子供です。
加えて、いじめっ子で権力も強かったので、当然自分が特別な存在だとも思っていました。
お金持ちアピールのため銀行に同行させられて、、、
正確な年齢は覚えていませんが、当時学校へは徒歩で通学していました。
ある日の学校帰り、彼女は強引に私を引きずるように銀行に連れて行きました。
というのも、その頃の彼女は自分の父親がいかにお金持ちであるか、それも自分用の口座を作って毎週のように預金をしてくれているんだと、常々自慢していました。
そこで、彼女は私に見せつけるためなのか、銀行に入って受付に対し大声で話しかけました。
「お父さんから、この口座明細をもらったんだけど、中にいくら入ってるか確認してもらえる?」と。
彼女の裕福な見た目とはどう見ても釣り合わない私を隣に置き、恥ずかしげもなくこんな口調で銀行員に話しかける彼女に耐えられない恥ずかしさを感じているうちに、私は寝落ちてしまいました。
提示された預金額は果たして…?
しばらくして、口座を確認しに行った銀行員が紙切れを持って戻ってきました。
銀行員は、口座の預金額の明細ですと言い、彼女に渡しました。
彼女は、その紙切れを受け取るや否や、周りに聞こえるような大きな声で読み上げます。
「7ポンド●●ペンス!」※約1300円
正確な金額こそ覚えていませんが、10ポンドにも満たない数字だったことは強烈に覚えています(笑)
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