これは、私の祖父が大昔に隣の人から買った土地をめぐるお話です。
当時はまだ正式な契約などはかわすこともなく、口約束で売買が成立するような時代でしたが、祖父は隣人と仲が良く湖のそばにある素敵な土地の一角を買いました。
私は子供の頃からよく遊びに行き、とても思い出の詰まった場所なのですが、時が経つにつれ徐々に訪れる頻度が少なくなり、祖父は土地の半分ほどを売りました。
それから数年経ち、祖母が亡くなり祖父も足腰が弱ったため、祖父は残りの土地も売ることを決意しました。
売りに出すや否やすぐに買い手が見つかり、さらには正規の価格で値切られることもなく売却が成立しました!
もちろん、ここは湖の臨める土地であることもポイントです。
突然現れた、見知らぬ女性の正体とは…?
ここで突如として、祖父の隣の土地に住む女性が現れました。
この女性は厚かましいことに、彼女の夫が祖父に土地を売った隣人の孫であり、当時の口約束は無効で土地の所有権は自分(⁉)にあると主張するのです。
湖の眺望も含め、改めて土地の調査をしてもらったところ、なんと土地を区切る杭が10フィート(約3m)もうちの土地に侵入して打たれていたそうで、その日のうちに登録されている正しい場所に打ち直してもらいました。
しかし、それも1週間と経たないうちに、また侵入していた元の位置に打ち直されていたのです。
この状況に、土地の買い手となった人が介入してきてくれました。
彼は余程この土地を気に入ったのか、正式な購入前にまた数回ほど下見に来たいというので快く受け入れました。
再度訪れたとき、そこには衝撃の光景が!
買い手と約束した再度の訪問では、驚くことに大きなトラクターが私たちの敷地に巨大な穴を掘っているのを見つけました。
なんと、あの問題の隣人は「彼女の土地」と言い張り、飼っていた馬の亡骸をその穴に埋めようとしていたのです。
さすがにここからは警察を呼びました。
それだけでは飽き足らず、翌週にまた土地を監視に行ったときには、敷地内に置いていたトレーラーハウスの扉が蝶番から剥がされ、フロントガラスも打ち砕かれているのを発見しました。
地面には、トレーラーを盗もうとしたかのような跡も残っていました。
これには買い手の人も監視カメラを付けたいと言うので、私は承諾して実際につけたところ、隣人たちが悪事を働いている現場を押さえました。
彼らは確かに、私たちの敷地に入り込み、キャンプをして楽しんでいたのです。
こちらについてももちろん警察に報告しましたが、この土地を売りに出してから状況はエスカレートしています。
彼らの異常行動は、いつになったら止むのでしょうか…
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